エハラ・カツヒコ/保育園の設計

 保育施設の設計/認定こども園/幼稚園/保育園

 ワークショップ/高齢者・障害者・子育て世帯居住/放課後児童クラブ

 保育園の建替や学童クラブの改築のことなど、お気軽にご相談ください。


 保育施設の設計/東部子育て支援センター/建築概要

 ロケーション/早岐瀬戸
 駐車スペース/乗入歩道の整備
 上位計画/建築化/フレーベル/丸・三角・四角
 園庭/施設とのバランス
 保育室/緒室との連続性
 建具/開口まわりへの配慮
 幼児家具
 調理室/検収室
 幼児トイレ/汚物棚/洗濯コーナー
 階段室/八角ドーム
 プレイルーム/2階保育室/遊戯室



 

 

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□保育施設の課題

□基本計画/企画

□設計/現場監理

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  ● 位置

 設計の基本的考え方/目標T:敷地すべての屋外利用

 <屋上テラス>
 2階の子育て支援のための保育室に近接する屋上テラスです。避難経路にもなっており、西側の三角階段で園庭と連絡しています。テラス面積は200uあり、屋上緑化や菜園などの将来利用余地を残しています。
 敷地が変形していることや広さの制約、また施設・各室の必要面積の確保などから、園庭ふくむ施設全体ができる限り屋外的になるようなつくりを、ひとつの目標としました。


   

 ロケーション/早岐瀬戸/早岐茶市/カヤック

 <階段室踊り場から/早岐瀬戸>
 早岐瀬戸について。施設の西側には早岐瀬戸があります。名の由来は古く、奈良時代の肥前風土記に速来門(はやきのと)としてすでに現されています。一見、川のように見えますが、内海の大村湾と外海とをつなぐ瀬戸で、干満による潮の流れが激しいことは広く知られており、カヤックで激流くだりをする人たちのメッカともなっています。また、毎年5月から6月には、地域伝統の早岐茶市が瀬戸と旧市街に沿って開催されます。



 


 設計の基本的考え方/目標U:台数よりも使いやすさを

 <駐車スペース>
 駐車場については安全性への配慮等から、東側の歩道・乗入を敷地内に取り込み前面道路に滞留スペースを設けることや転回広場をとるなど、駐車台数を詰め込むことよりも使いやすいさを優先した設計としています。



 

 設計の基本的考え方/V:あそび/丸・三角・四角

 <基本的考え方>
 佐世保市の平成26年度に向けての次世代育成支援佐世保市行動計画では、出生率低下・少子化問題・子育て環境の変化に対する指針として次の3つの基本的考え方が示されています。

    1.子どもを安心して生み育てることのできる環境の充実
    2.地域での子どもと子育ての支援
    3.子育てと仕事の両立支援

 設計では、これらの逼迫した課題への対応指針である3つの考え方を身近にとどめおくためのひとつの工夫として建築の形にさりげなく織りこみました。

 中央丸階段 : 1.子どもを安心して生み育てることのできる環境の充実
 西側三角階段 : 2.地域での子どもと子育ての支援
 正面ホール階段 : 3.子育てと仕事の両立支援

 建物のつくりは、1階が保育園、2階が子育て支援センターとなっています。


 <円形テラス>
 2階子育て支援センター保育室の円形テラスです。テラスの直径は11mあり、キッチンスタジオに隣接しています。



 

 設計の基本的考え方/目標W:園庭と施設のとりあい検討

 <園庭>
 有効な土地利用について、いくつかの検討案の中から、園庭や施設の配置バランスが良く、機能的であり、各室どうしが使いやすい案を採用しました。東の県道側にはバッファー(騒音の干渉としての離隔)をとり、施設は北側の護岸道路沿いに配し、南に園庭をまとめています。



 


 設計の基本的考え方/目標X:保育室の連続性

 <保育園の室構成>
 保育園の室構成は、乳児・ほふく室や保育室、相談室や図書コーナー、事務室、調理室などからなってます。

 <保育室/0歳児(未齢児)、1〜2歳児>
 0歳児から5歳児までの保育室、延長(多目的)保育室、1・2歳児午睡室はすべて接地階(1階)に配しています。

 <保育室/3歳児、4〜5歳児>
 中央丸階段西側の建物(平屋)です。3歳児保育室とワンルームの4・5歳児保育室とは3〜5歳児トイレをはさむ独立した室構成となっています。


 <0歳児保育室>
 0歳児保育室から。0歳児保育室と沐浴室との連絡。


 <1〜2歳児保育室>
 1歳児保育室から。1〜2歳児保育室と幼児トイレ、0歳児保育室との連絡。


 <床暖房/ガスを熱源とした温水方式>
 0〜5歳児保育室の床は、ガスを熱源とした温水方式の床暖房としています。


 

 設計の基本的考え方/目標Y:建具・開口部への配慮

 <建具/開閉部への配慮>
 建具はすべて引き戸(スライドドア)ですが、開閉時の指ばさみ等を防ぐために、建具にはあらかじめクッション材を仕込んでいます。ほかに干渉材をレールに取り付けること等の工夫もなされます。また、収納や倉庫などの扉引手については、ひもや専用グッズで幼児が勝手に開閉できないような工夫がとられています。

 <幼児柵>
 保育室は見とおしの良いつくりとしていますが、幼児の外部への徘徊を防ぐために、保育室と廊下を連絡する開口部は幼児柵を仕込んだ建具にしています。幼児柵については、共用部・廊下などで木製のスタンドタイプの柵を使用したりします。


 

 備品・幼児家具/手作り/既製品

 <素材の良さ/手づくり家具>
 手づくり幼児家具の良さとして、素材が指定できることやプランに応じてサイズが調整できること、補修等のメンテナンスにすぐれることなどがあげられます。

 <安心ブランド/既製品>
 既製品の幼児家具は手づくり家具よりコスト高ですが、安心ブランドとして広く使用されています。


 

 調理室/検収室

 <調理の流れ>
 厨房機器は食材加工の流れと使いやすさを最優先に配置されています。なお、面積的に手狭であったことや献立コンセプトへの配慮等から、温野菜をはじめお菓子も短時間にできる調理器具、スチームコンベクションオーブン(J)も導入することになりました。


 

幼児トイレ/汚物棚/洗濯コーナー

 <汚物棚/洗濯コーナー>
 保育士さんにとって忙しい場所のひとつです。汚物棚については、既製品もあるのですが、ここでは幼児トイレの間仕切りも兼ねて、汚物入れのポリバケツ用の棚を造作しています。


 <0歳児保育室>
 0歳児保育室から。0歳児保育室と沐浴室との連絡。


 

階段室/八角ドーム

 <中央階段>

  円形の階段です。踊り場の下は、隠れ家的な読書コーナーとなっています。



 

 プレイルーム/2階保育室

 子育て支援保育室/わいわい

  2階子育て支援の保育室わいわい=Bプレイルームです。キッチンスタジオが附属しています。


   

 子育て支援保育室/すくすく

 2階子育て支援の保育室すくすく≠ナす。可動間仕切りで、保育園の遊戯室と連続した空間になっています。

 
       
       
       

   

江原建築設計事務所      1級建築士事務所
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